バズ・ラーマン監督がヒップホップ誕生の瞬間描く「ゲットダウン」劇中カット公開
2016年7月7日 18:00
[映画.com ニュース]「ムーラン・ルージュ」「華麗なるギャツビー」などのバズ・ラーマン監督が手掛けるNetflixオリジナルドラマ「ゲットダウン」の劇中カットが初公開された。夢中で踊り、ターンテーブルの前でDJとしての技術を磨く若者たちの姿が収められている。
ドラマの舞台は、経済危機に見舞われ、犯罪が多発していた1970年代の米ニューヨークの貧困地区サウス・ブロンクス。音楽やダンスで自己表現しようと模索する5人のティーンエイジャーの目線から、ヒップホップミュージック誕生の瞬間を描く。
今作は、豪華なスタッフと演出も見どころのひとつとなっている。劇中のラップを人気ラッパーで音楽プロデューサーのナズが書き下したほか、音楽のクリエイティブチームにはヒップホップ界のパイオニアであるグランドマスター・フラッシュ、DJクール・ハーク、アフリカ・バンバータが名を連ね、同時代の伝説的ラッパーで登場人物としても描かれるカーティス・ブロウは、クリエイティブコンサルタントとして参加。ダンスはマイケル・ジャクソンやマドンナの振付師として知られるリッチ&トーン兄弟が担当し、ファッションは各メーカーの協力のもと70年代のものが復刻されるという。
「ゲットダウン」は、ラーマン監督が第1話の監督とエグゼクティブプロデューサーを兼ね、シーズン1全13話のクリエイティブを監修するほか、妻で衣装デザイナーのキャサリン・マーティン、劇作家スティーブン・アドリー・ギアギスらとともに制作総指揮を務める。ヘリゼン・グアルディオラ、ジャスティス・スミスら若手俳優が共演するほか、ジェイデン・スミスがグラフィティアーティスト役で出演する。8月12日からNetflixで全世界同時配信。
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