ヘンリー・ジェームズ原作「ある貴婦人の肖像」がテレビドラマ化
2016年6月27日 21:30
[映画.com ニュース] 1996年にジェーン・カンピオン監督、ニコール・キッドマン主演で「ある貴婦人の肖像」として映画化された、ヘンリー・ジェームズの小説「ある婦人の肖像(Portrait of a Lady)」が、テレビドラマ化されることになった。
米ハリウッド・レポーターによれば、ドラマ化を手がけるのはトッド・ヘインズ監督作「キャロル」を製作したNumber 9 Filmsで、同社にとって初のテレビ企画となる。
1881年に発表された「ある婦人の肖像」は、19世紀の保守的な社会の中で、ヨーロッパに渡って自由で誠実に生きようとした若いアメリカ人女性イザベルの冒険と苦難を描く大河小説。映画版ではキッドマンがイザベルを演じた。
今回のドラマ化は、英ドラマ「Happy Valley」を手がけるRed Production Companyとの共同制作となる。キャストは未定。
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