C・ファース×J・ロウ初共演 名編集者と天才作家の真実の物語10月公開!
2016年6月26日 16:00
[映画.com ニュース] コリン・ファースとジュード・ロウ主演で、米文学史に残る実在の名編集者マックスウェル・パーキンズと天才と称された米作家トーマス・ウルフの友情を描く「ジーニアス(原題)」が、「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」の邦題で10月に公開されることが決定した。初共演となるファースとロウが、親子のような絆で結ばれた2人を演じる。
1920年代の米ニューヨークで、アーネスト・ヘミングウェイやF・スコット・フィッツジェラルドの執筆に貢献したスクリブナー社の名編集者パーキンズ(ファース)は、無名の作家ウルフ(ロウ)の才能を見抜く。パーキンズはウルフを支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導き、2人は私生活を犠牲にしながら次回作に向けて昼夜を問わず執筆に没頭する。しかし、第2作を完成させたウルフは「この本をパーキンズに捧げる」と献辞を付け足し、ヨーロッパへと旅立ってしまう。
今作には、フィッツジェラルド役にガイ・ピアース、ヘミングウェイ役にドミニク・ウェスト、ウルフの恋人役にニコール・キッドマン、パーキンズの妻役にローラ・リニーら豪華キャストが集結し、ファース、ロウとともにアメリカ文学黄金期を彩る。
「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」は、「グラディエーター」「007 スカイフォール」を手掛けたジョン・ローガンが脚本を務め、英ロンドンの劇場ドンマー・ウエアハウスで芸術監督を務めた演出家・マイケル・グランデージが長編初メガホンをとる。10月中旬に東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開。