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長瀬智也&桐谷健太、神木隆之介を“変態”呼ばわり

2016年6月25日 15:15

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舞台挨拶を盛り上げた神木隆之介
舞台挨拶を盛り上げた神木隆之介

[映画.com ニュース] 人気脚本家・宮藤官九郎が監督を務めたオリジナル映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」が6月25日、全国287スクリーンで公開初日を迎え、主演の長瀬智也をはじめ共演の神木隆之介尾野真千子森川葵桐谷健太清野菜名古舘寛治皆川猿時、宮藤監督が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に立った。

同作は、主人公の高校生・大助が修学旅行中にバスの転落事故で地獄に落ちたことから始まるロックコメディー。当初の公開日は2月5日だったが、1月15日に長野県で起きたスキーバス転落事故を想起させる可能性があるとし、公開を延期していた。紆余曲折を経ての封切りに、登壇陣は一様に祝福と喜びの言葉を口にした。地獄の赤鬼・キラーK役の長瀬は、「ちょうど撮影は1年前。ようやく皆さんに見てもらうことができて、非常に嬉しく思います」とほほ笑み、「この素晴らしいスタッフ・キャストでないと、表現できなかった作品だと思っています」と自信をのぞかせた。宮藤監督も、満場の客席に「高いところからすみません、下々の皆様」とジョーク交じりに呼びかけ、「この映画は仏教がベースの地獄が舞台です。1度より2度、2度より3度見ると徳を積めます。お布施だと思って見てください」と訴えた。

また、「鬼だと思う人は?」と質問が寄せられると、桐谷は「神木隆之介くんです」とキッパリ。理由は「ケータリングのカレー」だといい、「普通、ごはんとルーを半々とるじゃないですか。でも神木くんはルーがティースプーン一杯分くらい。それを見た瞬間に、こいつ変態だと思った。変態鬼」と暴露した。続けて長瀬も神木を指さし、「地獄の拷問を受けるシーンで、縛って吊るされていました。合間にスタッフが気使って『降ろして解きますか』と聞いているのに、神木くんは爽やかな笑顔で『いや大丈夫です』。最後の方は快感を覚えていたんじゃないか? やっぱり変態の鬼だ」と笑っていた。

これには神木も、「変態って! 鬼じゃないじゃないですか」と苦笑い。その後も桐谷と長瀬は、神木に「顔色悪くない? 大丈夫?」とネタを振ったり、カレーに絡めて「神木ルー之介」「カレーのリュー」と呼ぶなど、神木をいじり倒して観客を喜ばせていた。

それでも神木は、「輪廻転生するなら誰になりたい?」と問われ「長瀬くんになりたい」と即答。「近くでギターを弾いている姿を間近で見て、『これだけ自由にギターを弾けるのは気持ちよさそうだ』と思っていました」と最敬礼で、長瀬は「すごい久しぶりの共演で、大人になったなという思いがあります。僕は(今作で)人間じゃなくて鬼になっていましたから、あのころは人間で、一緒にお風呂入ったりしたのにね」と感慨深げに振り返っていた。

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