「10 クローバーフィールド・レーン」出演のジョンは、“グッドマン” or “バッドマン”?
2016年6月17日 17:30

[映画.com ニュース]「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2015)のJ・J・エイブラムスが製作を手がけた「10 クローバーフィールド・レーン」(公開中)の特別映像が、公開された。「バートン・フィンク」(91)をはじめとするジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督作品や「アルゴ」(12)で知られる名優ジョン・グッドマン演じる謎の男ハワードに焦点を当てている。
突然の衝突事故に見舞われたミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、気絶しているうちにハワードによって地下シェルターに運び込まれ、奇妙な共同生活を送ることになる。「人類は滅亡した」と語り、外に出ることをかたくなに禁じるハワードと、自らシェルターの中に逃げてきたというエメット(ジョン・ギャラガー・Jr.)との生活のなかで疑心暗鬼に駆られたミシェルは、ハワードの監視の目をかいくぐりシェルターの外に出ようと画策する。
映像では、人懐っこい笑顔を浮かべる反面、険しい顔でミシェルをじっと観察する様子や、ミシェルにビンでなぐられるシーン、「逃げてどうなると思う!」とわめき散らすさまなど、不気味さをたたえたハワードの姿が収められている。
二面性のある人間を演じたグッドマンは「今までにない作品がよかった。出演を決めたのもほかとは違ったからさ。人をゾッとさせるのは好きなんだ。まあ、なんとか演じ切れたよ(笑)」とこれまでにない役への挑戦を振り返る。役どころについては「ハワードは孤独で支配欲が非常に強く、あらゆることをコントロールしないと気が済まない。自分は他人より賢いと思っているんだ」と分析した。一方、エイブラムスは「ジョン(・グッドマン)がいると映画に独特な味わいや違和感が生じる。それが見ていて楽しいんだ。ハワードはひどい男なのに、非難できなくなる」とグッドマンに信頼を寄せた。
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