メル・ギブソン監督「パッション」続編製作へ キリストの復活がテーマ
2016年6月15日 12:00

[映画.com ニュース] メル・ギブソンが、イエス・キリストの死を描いた監督作「パッション」(2004)の続編を企画していると、米ハリウッド・レポーターが報じた。
「パッション」は、捕らえられ拷問を受け、死に至るキリスト(ジム・カビーゼル)の姿を描いた宗教映画。拷問シーンの凄惨さが話題になったほか、反ユダヤ主義的であると激しいバッシングを受けるなど物議を醸したが、大ヒットを記録した。
同サイトによれば、1995年のギブソン監督作「ブレイブハート」の脚本を手がけたランダル・ウォレスが、続編の脚本を執筆中であることを認めた。続編では、キリストの復活がテーマになるという。
大学で宗教学を専攻したというウォレスは、アンドリュー・ガーフィールド主演で実在の米軍衛生兵を描くギブソンの最新監督作「Hacksaw Ridge(原題)」の共同脚本を手がけており、同作の製作中に「パッション」続編の構想が持ち上がったという。なお、現時点ではギブソンはコメントを発表していない。
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