ギャング対策班がアジトに突入!“リアルすぎる”「トリプル9」本編映像独占入手
2016年6月11日 17:00

[映画.com ニュース] 「ザ・ロード」や「欲望のバージニア」で知られるジョン・ヒルコート監督が、ケイシー・アフレック、キウェテル・イジョフォー、ケイト・ウィンスレットら豪華キャストをそろえて撮り上げた「トリプル9 裏切りのコード」の本編映像が、公開された。
米アトランタを舞台に、元特殊部隊員と悪徳警官で構成されたギャング一味が、警察の緊急コード“999(トリプル9)”を利用して警察の機能を10分間停止させ、不可能犯罪に挑むさまを描く。999とは、職務中の警官が撃たれる非常事態が発生し応援を呼ぶ際に使われる警察コードのこと。ギャング一味のリーダー・マイケル(イジョフォー)は、ロシアンマフィアの女ボス・イリーナ(ウィンスレット)に国土安全保障省への襲撃を命じられ、汚職警官のマーカス(アンソニー・マッキー)らメンバーを招集する。アフレックが、計画の標的となる正義感の強い警官クリスに扮する。
公開されたのは、完全武装したクリスが、警察隊と共にギャングのアジトに突入するシーン。防弾盾を正面に構えて銃を突き出したクリスを先頭に、仲間たちが縦に並んで追従するが、これは米国警察の特殊部隊“SWAT”などで実際に行われているスタイルで、リアリティにこだわっていることがうかがえる。
壮絶な撃ち合いが繰り広げられるなか、警官隊は建物の階段を上がってアジトに突入。本作では本物のギャング対策班の立ち会いのもと撮影が行われており、息をのむほど緊迫感あふれる攻防シーンが切り取られている。クリスの相棒ながら、計画のために命を狙うマーカスも登場し、両者の駆け引きを描いたスリリングなドラマ部分にも期待がかかる。
「トリプル9 裏切りのコード」は、アンソニー・マッキー、アーロン・ポール、ノーマン・リーダス、ガル・ギャドット、ウッディ・ハレルソンらが脇を固める。6月18日から全国公開。
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