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Netflixドラマ「火花」に60カ国75人の外国人が熱狂!英訳担当チャドは充実の表情

2016年6月10日 16:00

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190の国と地域で配信中
190の国と地域で配信中

[映画.com ニュース] お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹の芥川賞受賞作を実写化し、190の国と地域で配信中のNetflixドラマ「火花」の外国人上映イベントが6月9日、都内で行われ、本作の英訳を務めたお笑い芸人のチャド・マレーンとタレントの鈴木奈々が、60カ国出身、計75人の日本在住の外国人を前にトークを繰り広げた。

売れないお笑いコンビ「スパークス」の徳永(林遣都)が、独自のお笑い論をもつカリスマ的な先輩芸人・神谷(波岡一喜)と出会い、笑いの道を究める姿を描く青春群像劇。廣木隆一が総監督を務めたほか、白石和彌監督、沖田修一監督、久万真路監督、毛利安孝監督が各話の演出を手がけた。

第1話を鑑賞した観客は「面白かった。人間って上がり下がりがある」(チュニジア人男性)、「先輩後輩の関係、愛情が素晴らしい」(フィリピン人女性)と口々に賞賛。鈴木も「漫才の世界ってすごいんだな。本当に感動して、もっと頑張ろうと思いました」と感銘を受けた様子。「英語がツッコミに向いてない。長ったらしくなってしまうし、尺(秒数)が決まっているからとにかく困りましたわ」と苦労を明かしたマレーンは、「夢を見て何かを目指した者であれば誰でも泣ける。世界中に伝えてほしい」と充実の表情で呼びかけた。

マレーンは「日本はお笑い文化がすごくて色々なジャンルがある。オーストラリアはコンビで活動していてもどっちもボケで、お客さんが心の中でツッコむんです。ツッコミがいるとリズムが生まれるし、ボケがどこまでも飛んでいける。本作をきっかけに、『お笑いってこうあるべき』ってなるんちゃうかな」と夢をはせる。英訳では漫才本来の面白さを伝えられるように努め、「オッサン」を「年上の嫌なヤツ」を示す俗語「old fart(fartはオナラの意味)」に置き換えるなど苦心を重ねたそうで、漫才を知らない人々がほとんどだった会場からは、温かな拍手が送られた。

徳永と神谷の上下関係が変容していくさまも本作の大きな見どころだが、観客にアンケートを取ると、劇中にも登場する“先輩が後輩におごる”文化はインド、韓国など3、4カ国にしか根付いていないという。「実際にやると、そのよさがわかる。人に厳しく言うためには自分を高めないといけない」(マレーン)、「私も後輩と行くときは絶対におごる」(鈴木)との発言に、観客は興味深そうに聞き入っていた。

火花」は、Netflixで全10話を一挙配信中。

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