“新ターザン”アレクサンダー・スカルスガルド、横澤夏子を次回作にスカウト!
2016年6月10日 14:00

[映画.com ニュース] ジャングル育ちの英国貴族の冒険を描くアクション大作「ターザン:REBORN」に主演したアレクサンダー・スカルスガルドが6月9日、都内で行われた同作の公開記念イベントに出席した。来日は「バトルシップ」(2012)のプロモーション以来、4年2カ月ぶり3度目。米映画サイト「TC Candler」が選ぶ「世界で最もハンサムな顔100」の常連でもあるスカルスガルドの登場に、女性ファンからは大歓声が上がった。
「ハリー・ポッター」シリーズのデビッド・イェーツ監督が、エドガー・ライス・バローズの古典小説「ターザン」シリーズを新解釈で映画化。生後間もなくアフリカの密林で動物に育てられた過去をもつイギリス人貴族のジョン(スカルスガルド)は、何者かの策略によって妻をさらわれ、故郷にもピンチを招いてしまう。妻と故郷を救うため、ジョンは長年封印していた野生を呼び覚まし、再びジャングルへと舞い戻る。
イベントには女性芸人の横澤夏子が駆けつけ、「日本のリトル・ジャングルです」と盆栽をプレゼント。スカルスガルドはお礼にキスを送り「次回作に出るかい?」とスカウトして横澤を喜ばせた。
新たなターザン像については「普段は貴族としてスリーピースのスーツに身を包み、イギリス首相とお茶を飲むような人物だけど、妻が誘拐されて、内に秘めた野生を解き放つんだ」と説明。「文明と野生。その二面性を演じる楽しさがあったし、主人公が真の自分を見つけるドラマに仕上がった」とアピールした。
鍛え上げられた肉体美も見どころになっており「意識したのは、アスリートのようなしなやかさ。ボディビルダーみたいな外見にはしたくなったから、肉体改造と同時にヨガやピラティスにも励んだよ」と振り返り、「デイビッド・アッテンボローの自然ドキュメンタリーを見たり、野生動物園で動物たちを観察したりしたよ。特にサルとの交流については、研究した」と語った。
日本の印象を聞かれると「実はランチで寿司を食べたんだ。ホテルのコンシェルジュに『観光客が行くような店じゃなくて、本当においしい店を紹介して』とお願いしてね(笑)。こじんまりした店だったけど、味は最高だったよ」と感激しきり。黒澤明の大ファンだといい「僕のヒーローはミフネ」と日本を代表する名優・三船敏郎に敬意を表した。
「ターザン:REBORN」は7月30日から全国公開。
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