コリン・ファース、T・ビンターベア監督のロシア原潜映画に主演
2016年6月9日 19:30
[映画.com ニュース] コリン・ファースが、2000年に実際に起こったロシアの原子力潜水艦クルスク号の沈没事故を映画化する「クルスク(Kursk)」に、出演交渉中であることがわかった。
同作は、リュック・ベッソン監督の製作会社ヨーロッパコープが製作し、「セレブレーション」「偽りなき者」のデンマーク人監督トマス・ビンターベアがメガホンをとる。英語の映画となり、「プライベート・ライアン」のロバート・ロダットが脚本を手がける。
クルスク号は2000年8月12日、バレンツ海で爆発して沈没。118人の乗組員全員が死亡する惨事となった。映画は、乗組員とその家族の苦闘を描く内容になる。いずれも役どころは不明だが、ファースのほか、ベルギー出身の俳優マティアス・スーナールツ(「君と歩く世界」)の出演が決定している。