「ゴーストバスターズ」スライマーのモデルは故J・ベルーシさん!キャラ誕生秘話が明らかに
2016年6月8日 12:00

[映画.com ニュース]人気シリーズを約30年ぶりに女性版で復活させた「ゴーストバスターズ」に登場するゴースト、アグリー・リトル・スパット(通称スライマー)の誕生秘話が、このほど明らかになった。
スライマーは、肥満体の男性が死後もその食欲の衝動だけが残り幽霊になったという設定で、シリーズ第1作から登場し続けているファンにはおなじみのゴースト。高級ホテルに出没して退治されそうになるも、人間に危害を加えることはなく、第2作ではゴーストバスターズの手助けまでしている特殊なキャラクターだ。
実は、スライマーには人間のモデルがいる。映画「ブルース・ブラザース」のジェイク役などで知られたコメディアン、故ジョン・ベルーシさんだ。「ブルース・ブラザース」でタッグを組み、「ゴーストバスターズ(1984)」で脚本とレイモンド・スタンツ博士役を兼ねたダン・エイクロイドは、第1作にベルーシさんの起用を計画。しかし、ベルーシさんが急逝したことでかなわぬ夢となってしまったため、ゴーストとして登場させることにしたという。スライマーの初登場シーンは、ベルーシさんが死去したのが高級ホテルだったことから演出されている。5人目のゴーストバスターズになっていたかもしれないベルーシさんに捧げられたスライマーが、今作ではどんな活躍を見せるのか、目が離せない。
「ゴーストバスターズ」は、心霊現象を科学的に証明する研究を重ねてきた理系女子らによる新生ゴーストバスターズの活躍を描いた。クリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、メリッサ・マッカーシー、レスリー・ジョーンズの女優陣に加え、クリス・ヘムズワースが共演。ポール・フェイグがメガホンをとった。8月19日から全国で公開。8月11~14日に先行上映。
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