菅田将暉、マイペースな池松壮亮に肩震わせる リアル「セトウツミ」に会場大喜び
2016年6月7日 20:20

[映画.com ニュース] 俳優の池松壮亮と菅田将暉が6月6日、東京・新宿ピカデリーで行われた、主演映画「セトウツミ」の完成披露試写会に、メガホンをとった大森立嗣監督とともに出席。マイペースに淡々とボケる池松を菅田が関西弁でつっこむなど、2人は劇中さながらのトークで会場を盛り上げた。また、特報映像第3弾「スタンディングオベーション」を生で再現するというパフォーマンスも披露した。
池松は、開口一番「さくっと見られるので、いい暇つぶしになると思う」とひょうひょうとした表情でアピール。さらに、「撮影期間は1週間と短かったので手応えもくそもないまま終わった」と続けると、横の菅田は笑いで肩を震わせた。
さらに、「撮影の途中でお尻が痛いって言ったら、座布団を買ってきてくれて……」と数分前に大森監督が披露したエピソードを繰り返した池松。菅田が即座に「それさっき言ったやん!」と指摘すると、動じることなく「こっからやん」。そのまま「それで、100円ショップの座布団を用意していただいて。僕ら、やすい賃金で働いていたので」とオチまで言いきっていた。
絶妙なかけ合いを見せた2人だが、顔合わせの際はヒヤヒヤする場面も見られたという。大森監督は「一言も口きかなくて怖くなりました。でも、ベタつかない感じがすごくいい。そっぽを向いているような。仲良いのか悪いのか分からない感じが好き」とニッコリ。池松が「今はしゃべりますよ」と補足すると、菅田も「すごいですよ」と言い、顔を見合わせていた。
此元和津也氏の人気漫画を「まほろ駅前多田便利軒」「さよなら渓谷」の大森監督が映画化。クールなメガネ男子・内海(池松)と天然な元サッカー部員・瀬戸(菅田)という関西の男子高校生2人が、放課後にしゃべり続ける姿を描く。「セトウツミ」は、7月2日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。
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