レオーネ「荒野の用心棒」でイーストウッドが使用したコルト銃題材のドラマ制作へ
2016年6月6日 12:00
[映画.com ニュース] 故セルジオ・レオーネ監督の製作会社レオーネ・フィルム・グループが、同監督のマカロニウェスタンの傑作「荒野の用心棒」(1964)で、クリント・イーストウッド扮する主人公のガンマンが使用していたコルト社の拳銃をモチーフにしたテレビシリーズ「コルト(原題)」の制作を企画していることがわかった。
米Tracking Boardによれば、「コルト」はレオーネ監督が生前に温めていた企画で、銃の視点から語られるドラマになるという。現時点では6エピソードを予定しており、毎回その銃によるひとつの発砲をめぐるストーリーが展開する。
また、レオーネ監督の娘で同社代表のラファエラ・レオーネによれば、ドラマは1939年の映画「地獄への道」(原題:ジェシー・ジェームズ)の前章的な内容になるという。ステファノ・ソリマがシリーズのショーランナーと脚本、最初の2話の監督を務める。キャストは未定。
「荒野の用心棒」で、イーストウッドはコルト・シングルアクション・アーミー(愛称:ピースメーカー)を使用していた。