【国内映画ランキング】「植物図鑑」が大激戦を制してV、「デッドプール」3位、「高台家の人々」は5位スタート
2016年6月6日 20:05
[映画.com ニュース] 6月4~5日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。4週連続1位だった「ズートピア」と、6月1日に公開されて快調な出足を記録していた「デッドプール」を押し退けて、「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」が見事首位デビューに成功した。
ベストセラー作家・有川浩による恋愛小説を映画化した「植物図鑑」は、全国307スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員26万4270人、興収3億4204万0700円を記録。「EXILE」「三代目J Soul Brothers」のパフォーマー岩田剛典と、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の高畑充希が主演ということで、女子中高生や20代女性を中心に、シニア層まで広く動員し、最終興収で20億円が見込める好スタートを切った。
新作ではほかに、マーベルコミック原作の異色作で、全米で爆発的ヒットを記録した「デッドプール」が3位に初登場。全国724スクリーンにおける週末2日間の成績は動員24万8473人、興収3億8333万2900円と、興収では本作が首位。最終興収20億円以上を狙える絶好のスタートとなっている。
5位には、「ごくせん」の森本梢子による人気ラブコメ漫画を綾瀬はるかと斎藤工の共演で映画化した「高台家の人々」がランクイン。全国308スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員7万5946人、興収1億0020万3000円という成績。まずは興収5億円超えが当面の目標となりそうだ。
2位に後退した「ズートピア」だが、週末2日間で動員26万3766人、興収3億5060万9200円を稼いでおり、勢いは相変わらず。本作と首位の「植物図鑑」、3位「デッドプール」は動員・興収ともに僅差の大接戦を繰り広げている。なお、「ズートピア」の累計興収は60億円を突破している。
なお、島田荘司原作の人気シリーズを玉木宏主演で映画化した「探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海」は12位発進となった。
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