初代ルドルフ・毒蝮三太夫、映画版「ルドルフとイッパイアッテナ」に声優参加!
2016年5月24日 12:00
[映画.com ニュース]俳優でタレントの毒蝮三太夫が、名作児童文学をフル3DCGアニメ映画化する「ルドルフとイッパイアッテナ」で、声優を務めることがわかった。毒蝮は、1991年にNHK・Eテレ「母と子のテレビ絵本」で放送されたアニメ版の朗読を行っており、全キャラクターの声を担当した“初代ルドルフ”だ。
原作は、1987年に第1巻が発表された斉藤洋氏の同名シリーズ。ひょんなことから飼い主の元を離れた小さな黒猫ルドルフが、街を牛耳るボス猫イッパイアッテナと出会い成長していく。今回、毒蝮は強面だが実は人情深いダンプトラック運転手を担当する。アニメ版を振り返り、「あの時は全部の役の声を俺がやってたから録音の後は1~2キロくらい痩せたんだよ。この作品は原作そのものに厚みがあって、それがアニメになって、立派な映画になって、素晴らしい作品になった」と感慨深げだ。
本作で主人公ルドルフを演じる女優・井上真央については、「声が可愛いよね! 声だけでも商売になるんじゃないかな(笑)」と毒蝮節。「全国の少年少女だけじゃなくて大人も楽しめる作品になったと思うので、『あー! 絵本で読んでたよ』『アニメで見てたよ! 映画も見に行こうよ!』って話しながら親子で見てくれたらそんなにいいことはない。今の日本人に一番欠けている、情とか、関わり合いとか、愛とか、そういうものがいっぱい詰まってますから、ぜひ親子三代で見ていろいろと話をしてみてほしいですね」とコメントを寄せている。
「ルドルフとイッパイアッテナ」は、8月6日から全国で公開。