A・ブロディ主演「心霊ドクターと消された記憶」、謎がちりばめられた7分超の本編冒頭映像入手
2016年5月13日 12:00

[映画.com ニュース] 「戦場のピアニスト」(2002)のオスカー俳優エイドリアン・ブロディが主演したミステリー「心霊ドクターと消された記憶」の7分超に及ぶ本編冒頭映像が、公開された。
最愛の娘を事故で亡くして悲しみにくれる精神分析医ピーター(ブロディ)は、謎めいた少女と遭遇したことから、自分の患者たちが全員、87年に発生した列車事故で亡くなっていたという驚がくの事実を知る。ピーターは霊たちに導かれるままに列車事故の調査に乗り出し、幼少期の自分が記憶の隅に閉じ込めたある出来事を思い出していく。
映像は、娘を亡くした悲しみを払拭できずにいるピーターと妻を映し出す。娘の夢を見たのか、うなされている妻を介抱したピーターは陰鬱な表情のまま職場に向かう。その後、ピーターとサム・ニール演じる恩師ダンカンの会話のなかで、娘の死の詳細がひも解かれていく。ブロディが娘の名前を涙なしには口に出せないほど打ちのめされたピーターを繊細に演じているほか、「ジュラシック・パーク」シリーズで知られるニールの抑えた演技が謎めいた物語に重厚感をもたらせている。
さらに、ピーターの家の窓がなぜか開いている、今が87年だと信じ込んでいる男性患者が登場する、ピーターが娘が事故にあった瞬間の記憶をなくしているなど、ミステリーを盛り上げる要素がちりばめられ、物語がこれからどういった展開を見せるのか、見る者をひきつける内容となっている。
「心霊ドクターと消された記憶」は、「ザ・ライト エクソシストの真実」(11)などの脚本家マイケル・ペトローニがメガホン。5月14日から全国公開。
(C)2014 Backtrack Films Pty Limited; AP Facilities Pty Ltd; Screen Australia and Screen NSW
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