樋口真嗣総監督、ブレイク直後の橋本愛も出演した特撮ドラマ「MM9」が初ブルーレイ化

同作は、2009年版「SFが読みたい！」国内編第2位に選ばれた山本弘氏の同名小説を原作に、MBSで10年7月7日～9月29日に放送された全13話の深夜テレビドラマ。「M（モンスター）」の出現を予報・予想し、警報を発令する気象庁の特異生物部対策課＝通称「気特対」に所属するメンバーたちが、日夜災害に備えて戦う姿を描いた。

今夏公開の「シン・ゴジラ」でも監督を務めている樋口総監督の下、「ウルトラマンX」の田口清隆らも演出に参加し、日本を代表する特撮スタッフが英知を結集して作品の主役とも言える「M」を創出。シッポン、スカイウォーカー、フルドネラといったバラエティに富むモンスターたちが、特撮ファンを魅了した。

キャスト陣は、ダブルヒロインを務めた石橋杏奈と尾野真千子のほか、気特対職員役の高橋一生、中村靖日、松重豊ら個性派が顔をそろえた。また当時、映画「告白」での抜群の存在感が大きな反響を呼んだ橋本愛が、謎の美少女役で出演している。

特典映像として、10年発売のDVDボックスにも収められた、気特対職員の3人に焦点を当てたスピンオフドラマやメイキング映像を収録。DVDボックスの特典として付属した、各種設定資料や樋口総監督による絵コンテ、Mデザイン画などが盛り込まれた解説本をデータ化し、映像特典として収録する。価格は1万6000円（税別）。