「リング」貞子vs「呪怨」伽椰子はどっちが最恐?“総選恐”に向け政見放送映像公開
2016年5月11日 17:00
[映画.com ニュース] Jホラーを代表する2大キャラクターとして知られる「リング」の貞子と「呪怨」の伽椰子が、映画「貞子vs伽椰子」の公開を前にどちらが怖いかを競う“総選恐”への意気込みを語った“政見放送”の映像が公開された。
これは、映画の公式サイトで開催されているキャンペーンの一環。両者は通訳を介してたぎる思いを存分に語っており、政見放送らしく淡々とそれぞれのプロフィールを読み上げる演出や、貞子、伽椰子と息子・俊雄のグロテスクな外見やうめき声と、かしこまった通訳たちのギャップが笑いを誘う内容となっている。
貞子は「有権者の皆さん。皆さんには夢がありますか?」と呼びかけ、「私には、あります。それは、呪いで日本を元気にすること。遠慮が美徳のこの国。だからこそ、国際社会で後れを取っている。私は、アメリカにも呪いに行った経験があります。そこで、前に出ることがいかに大事であるかを知ったのです」とハリウッドリメイク作「ザ・リング」(2002)をネタに持論を展開。「今の日本人は控えめすぎます。呪うくらいの思いと呪ってしまうくらいの行動力がなければ、世の中を変えられません」と訴えかける。さらに「家からろくに出ない地縛霊に世界の何がわかるというのでしょう。私の自慢はフットワーク。テレビさえあれば日本全国どこへでもお伺いして、国民の皆さんの声を聞かせていただきます」と伽椰子をけん制する。
一方の伽椰子は「有権者の皆さん、呪われてますかー?」となぜかテンション高く挨拶。俊雄の頭をなでながら「今、日本に足りないもの。それは、絆です。叫ばれる景気低迷、ないがしろにされがちな家族のコミュニケーション。その点、私たち親子には固い絆があります」と親子愛をアピールする。また、自らを「超・正統派怨霊」と語り「呪いのビデオはたしかに強力な手口です。でもそもそもVHSビデオなんて、今の若い子は知りもしませんよ」とこちらも対立候補をあおっていく構えを見せている。
「貞子vs伽椰子」は、霊媒師の経蔵(安藤政信)が、貞子の呪いにかかった女子大生・有里(山本美月)と伽椰子の標的になった女子高生・鈴花(玉城ティナ)を救うべく、貞子と伽椰子を戦わせようとするさまを描く。「ノロイ」(05)、「グロテスク」(09)、「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズ(12~15)、「ボクソール★ライドショー」(16)などホラー作品を多数手がける白石晃士監督がメガホン。「聖飢魔II」が主題歌を手がける。6月18日から全国公開。
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