「はじまりのうた」監督最新作「シング・ストリート」、音楽が心を揺さぶる予告編完成
2016年5月10日 17:00

[映画.com ニュース] 「はじまりのうた」「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督の最新作「シング・ストリート 未来へのうた」のポスターと予告編が、このほど完成した。
映画は、歴史的な不況に突入した1985年のアイルランドのダブリンが舞台。14歳の少年コナーは、父親の失業によって公立の荒れた学校に転校させられてしまい、唯一の楽しみは音楽狂いの兄とロンドンのミュージックビデオを見ることだけ。ある日、街で見かけた大人びた少女・ラフィーナの美しさに心を奪われたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない」と声をかけてしまい、あわててバンドを結成。やがて、ロンドンの音楽シーンを驚がくさせるPVを撮りたいという思いが沸きあがり、曲作りを開始する。
本作は、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で一時100%を振り切る高評価を獲得したほか、「U2」のボノが「2016年ベストムービー」と絶賛したことでも話題を呼んでいる。各所で称賛される要因のひとつに音楽があり、主題歌を「はじまりのうた」に出演した「Maroon 5」のアダム・レビーンが担当し、その他の80年風のオリジナル楽曲は新世代のギターヒーローと謳われるゲイリー・クラークが手がけた。さらに、「デュラン・デュラン」「ザ・キュアー」「ザ・クラッシュ」「ザ・ジャム」「ホール&オーツ」といった80年代ブリティッシュミュージックも使用されている。
予告編は、そんな音楽の魅力が凝縮されており、コナーの心に芽生えた恋心と音楽への好奇心が大きな情熱へと変化していくさまが、オリジナル楽曲に乗せて描かれる。音楽が登場人物の心に寄り添うかのように鳴り響く、カーニー監督ならではの映像となっている。
「シング・ストリート 未来へのうた」は、7月9日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国で公開。
(C)2015 Cosmo Films Limited. All Rights Reserved
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー