ゴールデングローブ賞、ドラマ部門とコメディ・ミュージカル部門の区分けが明確化
2016年5月5日 08:00

[映画.com ニュース] アカデミー賞の行方を占ううえで重要な役割を果たす、ゴールデングローブ賞のルールが改正されたとハリウッド・レポーター誌が報じている。
同賞の特徴は、映画部門の作品賞がドラマ部門とコメディ・ミュージカル部門に分かれていることが挙げられる。しかし、今年の選考ではマット・デイモン主演のSF映画「オデッセイ」(リドリー・スコット監督)がコメディ・ミュージカル部門にエントリーされ、混乱を招いたことで知られている。
原因は、コメディ・ミュージカル部門の方が競争率が低いため、多少であってもコメディ要素のある作品を抱える映画スタジオが、率先してエントリーする傾向があるためだ。そのため、同賞を選考するハリウッド外国人記者協会は新ルールを発表。映画全体のトーンと内容でカテゴリー分けを行うべきだとしており、新ルールに従えばシリアスな作品でありながらコメディの要素もある「オデッセイ」は、ドラマ部門となる。
従来通り、カテゴリー分けは映画会社の自己申請となるが、ハリウッド外国人記者協会の所属会員3分の2が不適切と考えれば、強制的に変更となる。第74回ゴールデングローブ賞授賞式は2017年1月8日(現地時間)、米ロサンゼルスのビバリーヒルトン・ホテルで行われる。

「オデッセイ」
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