武田梨奈主演「海すずめ」7月2日公開 宇和島の自然と図書館が組み合わさったビジュアルも完成
2016年4月27日 19:30

[映画.com ニュース] 武田梨奈の主演映画「海すずめ」の公開初日が7月2日に決定し、ポスタービジュアルが完成した。舞台となる愛媛県宇和島の自然を背景に、物語の軸となる図書館が組み合わさったビジュアルになっている。
同作は、仙台藩祖・伊達政宗の長男・秀宗が宇和島藩を統治してから400年となる2014年に行われた「宇和島伊達400年祭」を記念して製作。売れない小説家の赤松雀(武田)が地元の宇和島に出戻り、自転車で図書を運ぶ図書館の自転車課で働き始めるが、町で行われるお祭りのため復刻される江戸時代の打掛の刺繍図録をめぐる事件が発生。雀をはじめとした自転車課の面々が、事件解決へと漕ぎ出す。監督・脚本を、「ポプラの秋」などを手がけた愛媛出身の大森研一が担当した。
ポスターには、宇和島の美しい自然と図書館の書架が組み合わさり、自転車にまたがる主人公・赤松雀を演じる武田や、同僚の元ロードレーサー・岡崎を演じる小林豊、そして、物語の鍵を握る孤独な老女トメに扮する吉行和子が中心に配されている。400年の歴史を背景に、主人公の悩みや成長を描きながら、希望に満ちたさわやかな青春映画の仕上がりを予感させる。
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