ノルウェーの刑務所は一軒家!?「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」本編映像が公開
2016年4月19日 12:00

[映画.com ニュース] 過激なアポなし突撃取材で知られるマイケル・ムーア監督の最新ドキュメンタリー映画「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」の本編映像から、世界で最も再犯率が低いとされるノルウェーの刑務所への潜入取材の様子が公開された。
アメリカの復権をかけ、ヨーロッパの“ジョーシキ”を略奪することになったムーア監督は、ノルウェーのバストイ刑務所を訪れて早々、Tシャツにタンガリーシャツを羽織った囚人に驚きを隠せない様子。宿舎は快適そうな二階建ての一軒家で、窓の外には牧歌的な風景が広がっており、鍵の管理は受刑者が行っているという。さらに、台所にはナイフや包丁がズラリ。その目の前で、殺人罪で11年の刑期に服している受刑者にインタビューするムーア監督は心配そうだが、相手は平常心だと笑顔を浮かべ、別の受刑者も「調理器具は武器じゃない。料理の腕を振るうだけだ」と上機嫌で、巨大なクレーバーナイフを紹介している。
「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」などで米国の社会問題に切り込んできたムーア監督は、度重なる侵略戦争がよい結果をもたらさなかったことを認めた米国防総省幹部の切実な話を聞き、同省に代わり自らが“侵略者”となることを提案。あまりに開放的で自由なノルウェーの刑務所にあ然としていたムーア監督だが、フランスやドイツでも驚がくの“ジョーシキ”を目の当たりにする。5月27日から全国公開。
(C)2015, NORTH END PRODUCTIONS
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