「フランス映画祭2016」6月24日開催 ドヌーブ新作、ジャック・リベット追悼上映など13作品
2016年4月16日 08:00

[映画.com ニュース] フランスの最新映画を日本に紹介する「フランス映画祭2016」が、6月24日から開催することが決定した。新作12本、クラシック1本の全13作品のラインナップで、オープニング作品は、大女優カトリーヌ・ドヌーブ主演作「太陽のめざめ」。クラシック部門では1月に死去したジャック・リベット監督の追悼上映が行われる。
「太陽のめざめ」(エマニュエル・ベルコ監督)は、ネグレクトにより心に傷を負い、非行を繰り返す少年を助ける大人たちの姿を描く物語。ドヌーブは心に傷を負った少年に手を差し伸べる家庭裁判所判事を演じる。フランスの映画運動「ヌーベルバーグ」を牽引する存在だったリベット監督の追悼企画では、長編デビュー作「パリはわれらのもの」を上映する。

ユニフランス・フィルムズのイザベル・ジョルダーノ代表は、「各作品の舞台は、国も時代もさまざま。登場人物はみな、多様なシチュエーションの中で、自分自身を見つける旅に出ているようです。また、今年は女性監督による力強い作品が数多く揃います。その女性ならではの視点やエネルギーにぜひ注目してください」と今年の映画祭の特徴を説明している。
「フランス映画祭2016」(http://unifrance.jp/festival)は6月24日から27日まで、有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で開催。
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