「映画クレヨンしんちゃん」安田顕、大和田獏が九州へメッセージ

主人公・しんのすけに手をひかれて登場した安田は、熊本県を中心に発生した地震の被害について触れ「九州へは、家族で旅行に行ったことがあります。熊本には知り合いの方もいらっしゃいます。本当に、早く安全が確保されて、しんちゃんの映画も心から楽しんでいただける日を心よりお祈りしております」と一礼。大和田も「『クレヨンしんちゃん』という映画は愛と絆にあふれ、勇気と希望が湧いてくる映画です。九州の方では大きな地震が続いております。大きな被害も出ているようです。早く地震がおさまり、1日も早く復興を遂げて、夢と希望と勇気を取り戻していただきたいと東京から祈るばかりです」と語った。この日、本作の九州地区の11スクリーンでの公開延期が発表された。

映画はしんのすけとカスカベ防衛隊が、理想の夢が叶う世界と悪夢の世界をまたにかけて活躍する姿を描く。今作の舞台が夢の世界であることから「夢を食べる生き物・バク」を連想し、出演オファーがあったという大和田は「台本の初期段階から僕を出そうという話があったそうで」と喜びを明かすも、「本人役なので、『どうやって役づくりをしたらいいの!?』と随分悩みました」と吐露した。戸惑いがちに語る大和田をよそに、しんのすけは「今日は愛妻・（岡江）久美子さんはどうしたの？　おきれいな奥様にお会いできるのを楽しみにしてたのに～」とハイテンション。さらにしんのすけが「久美子さんに『よろちくび』って言っておいてね」とおどけると、安田も「よろちくびって言っておいてください」と乗っかり、会場の笑いをさらった。