中谷美紀が主演ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」に同調「私の時代が来た」
2016年4月11日 14:30
[映画.com ニュース]女優の中谷美紀が4月11日、東京・丸ビルホールで行われた、主演ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」の完成披露試写会に共演の藤木直人、瀬戸康史、大政絢、徳井義実、新井順子プロデューサーとともに出席した。
「夢をかなえるゾウ」「LOVE理論」で知られる水野敬也氏の著書「スパルタ婚活塾」が原案のラブコメディ。男性が嫌う「美人・キャリア・アラフォー」の3要素を背負った“恋愛弱者”だと指摘されたアラフォー独身女性・橘みやび(中谷)が、俺様キャラの割烹料理店オーナー・十倉(藤木)から恋愛術を学んでいく姿を描く。
本作のオファーを受けた感想を問われた中谷は、「『結婚できないんじゃなくて、しないんです』というのは、私も常々言って参りましたので、やっと私の時代が来たなと思いました」と告白し、会場を笑わせる。そして「でも企画書をよくよく読んで見ると、『結婚できないんじゃなくて、しないんです』というのは間違っているというよう内容だったんです。どういうつもりなんだろうと思いながら読んでたんですけれども、車のなかで大爆笑しまして。大声をあげて笑ってしまったくらい楽しい企画書でした。みやびとともに、女性らしさに磨きをかけていけるようにがんばっていきます」と微笑んだ。
さらに番組タイトルとかけた「出来ないんじゃなくてしないことは?」という質問に対しても、中谷は「何度も同じことを言わせないでいただきたいんですけれども……」と前ふりし、「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです!」と大声で宣言。思わず徳井が「もうギャグみたいになってるじゃないですか!」と吹き出すなか、続けて司会から「私は同窓会に行って周りに気遣われたり、周りの視線を感じることがあるのですがどうやって乗り越えていけばいいのでしょうか?」と聞かれると、中谷は「そんな残酷な質問をするんですか!?」と驚愕の表情。だがすぐに、「私も独身生活を楽しんでいたつもりだったんです、みやびと同じように。好きな時に旅行にも行きますし、好きな時に好きなものを食べて。自由に生きてきたつもりだったのですが、いつのまにか皆さんが哀れみの眼差(まなざ)しを向け始めてたんですよね」と切り返し、「どういうことなんでしょう。どうしたらいいでしょうか?」と徳井をのぞき込む。徳井は、「すごいデリケートな爆弾が最後に俺のところに回ってきた!」とタジタジだった。
自虐を盛り込んだユーモアたっぷりのトークで終始会場を盛り上げた中谷。男性陣は「中谷さんとの距離が近い青年の役なので、現場ではドキドキしすぎて、胸に付けてたマイクが心臓の音を拾うくらいドキドキしていました」(瀬戸)、「中谷さんに惚れられる役だと聞いて、食い気味に『(本作を)やる!』と返事をしました」(徳井)と共演の喜びを明かしていた。
「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」はTBSで4月15日から毎週金曜午後10時放送。