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壇蜜、アントニオ・バンデラスの魅力を熱弁「好きを通り越して“なりたい願望”」

2016年4月2日 12:00

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映画体験を語った壇蜜
映画体験を語った壇蜜

[映画.com ニュース] タレントの壇蜜がCS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送中のオリジナル番組「この映画が観たい」に出演した。毎回、ゲストのかけがえのない“映画体験”と、それにまつわる人生エピソードを紹介する同番組で、お気に入りの作品として「マスク・オブ・ゾロ」(1998)、「私が、生きる肌」(2011)を挙げ、両作で主演を務めるアントニオ・バンデラスの魅力を熱く語っている。

高校時代に「マスク・オブ・ゾロ」を見たといい、「ヒーローぶらずに筋を通し、悪をくじく姿が好きになった」と声を弾ませたが、「当時の私は、好きという感情を通り越して、ゾロに対する“なりたい願望”が強かった。悲しい過去や過ちを乗り越えて、よりどころを求めるゾロの姿に、周囲に馴染めずにいた自分自身を重ねていた」と単なるファン目線を超えた、深い思い入れも明かした。

バンデラスが放つ「妙な艶(つや)感」が魅力だという「私が、生きる肌」。ある女性に人工皮膚を移植し、今は亡き最愛の妻を“復活”させようとする形成外科医の葛藤という題材には「悲しくもなりました」と本音も。「まともな人が誰ひとり登場しない」「見終わった後、副作用が出やすい映画」と、バンデラスが22年ぶりにタッグを組んだペドロ・アルモドバル監督の独特な感性にも、刺激を受けたようだ。

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また、死者の蘇生を意味する反魂(はんごん)フェチだと明かし、「ウェイク・ウッド 蘇りの森」(11)というコアなチョイスも。日本のホラー映画からは、「パラサイト・イヴ」(97)を選び、「異種間の恋愛が美しく描かれている」「人間が生態系のピラミッドの頂点ではないと警鐘している」と独特の視点を披露した。打って変わって、陽気なインド映画「ムトゥ 踊るマハラジャ」(98)もお気に入り映画だが、やはり「華やかであればあるほど、宗教観や覆すことのできないカーストの掟を感じる」と深い洞察力を披露する。

「映画とは視野を広げ、日常生活の再確認をさせてくれるもの」と壇蜜。収録では、女優という肩書への戸惑いやポリシー、今後の活動についても語っている。「この映画が観たい壇蜜のオールタイム・ベスト」は、4月4日午後11時からムービープラスで初回放送予定。

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