大泉洋、有村架純の「格好よかった」にしたり顔
2016年3月21日 18:10

[映画.com ニュース] 大泉洋主演で花沢健吾氏の人気漫画を実写映画化した「アイアムアヒーロー」の完成報告会見が3月21日、東京・赤坂のANAインターコンチネンタル東京で行われ、大泉をはじめ、共演の有村架純、佐藤信介監督、山内章弘エグゼクティブプロデューサー、花沢氏が出席した。
映画は、謎のウィルスが蔓延し多くの人々が「ZQN(ゾキュン)」と呼ばれるゾンビ化した日本を舞台に、冴えない漫画家アシスタント・鈴木英雄が奮闘するサバイバルパニック。英雄役の大泉は、有村との共演の感想を「集中力の高さが素晴らしかった。予期せぬところで涙を流されたり、驚かされたし見入ってしまった。僕の気持ちも引き出してくれて、すごいなと思いました」と絶賛。これを受け、ヒロイン・早狩比呂美役の有村が「英雄さんがだんだん格好よくなっていく姿が素敵でした。おんぶされるシーンでは、背中がすごくかっこよかった」とほほ笑むと、大泉は身を乗り出し「いただきました」としたり顔だった。
本作は、第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭では観客賞&最優秀特殊効果賞をダブル受賞し、「ファンタスポルト 第36回ポルト国際映画祭」でも観客賞と特別賞の2冠に輝いた。3月29日に開幕するブリュッセル国際ファンタスティック映画祭への出品も決まっており、世界三大ファンファンタスティック映画祭の制覇が期待されている。大泉は「ブリュッセル、取りたいですね」と意欲を述べ、「最終的にはアカデミー賞までいきたいな」と手ごたえをにじませた。
偶然にも英雄が銃を構えている場面と、レオナルド・ディカプリオに第88回アカデミー賞主演男優賞をもたらした「レヴェナント 蘇えりし者」で、ディカプリオ扮する主人公が銃を構えている場面が酷似していると話題になっていることを指摘されると、「見たら本当に同じ画角で。やられたなと思いました。僕らは2年前に撮ってるので、僕らのが早いですから」とニッコリ。さらに「ポルトで僕のことを『ディカプリオ!』って言った観客がいたんですよ。見間違えたんですね。やっぱり似てるんだなと」とおどけてみせる。ノリノリで語る大泉だったが、ひとしきり話すと「ディカプリオ、見ないよねこの会見? 大丈夫だよね?」と会場を見渡し、不安な顔。ディカプリオが今週来日予定だと告げられると、大急ぎで「ジョークですよ。ジョーク」と弁解していた。
大泉と有村のほか、長澤まさみ、片瀬那奈、吉沢悠、岡田義徳が共演する「アイアムアヒーロー」は韓国、台湾、香港、インドネシア、タイ、フィリピン、スペインでの配給が決定しており、日本では4月23日から全国公開。
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