橋爪功&吉行和子、「家族はつらいよ」で5度目の夫婦役も互いの魅力は「謎」
2016年3月20日 19:30
同作はこの日までに観客動員50万人を突破。この日はロケも行われた東急田園都市線沿線の南町田(109シネマズグランベリーモール)と同所を回ったが、思わぬ大渋滞に巻き込まれたそうで、橋爪は「えらい騒ぎになって、途中で(車を)降りて電車に乗って参りました。ハイキング気分でウキウキしています」と話し、盛大な拍手を浴びた。
2人は同じ山田洋次監督の「東京家族」に続く共演で、実に5度目の夫婦役というじっ懇の間柄。吉行は「ツーカーな仲だけれど、いまだ分からないことが多くて、謎の男というのが素敵なところ。下世話な話をすると、足がすごくきれい。真っ白で毛が全然ないので、美しいからちょっと触らせてもらった」と“夫”を称えた。
だが、橋爪は「秘密主義で、絶対に自分の心は人に見せないイヤなヤツなんですよ。だから批判と思って聞いていた」と憎まれ口。それでも、「実生活での結婚生活は4年くらいで、ウチに台所用品がほとんどない吉行さんも謎。役者は実生活から学ぶのではなく、想像力なんだなあって思う。スタンスが全く変わらないし、色っぽいなあって思う」と“妻”を持ち上げた。
映画は長年連れ添った妻から突然離婚を切り出されたことで家族が大騒動となる喜劇で、吉行は貞淑な妻を演じた「東京家族」と比較し、「思いのたけをぶつけられたので、ストレス解消になって楽しかった」と撮影を振り返った。だが、「監督が終わった途端に無表情になって何を考えている分からない瞬間があって、それが針のむしろ。怖いから、気に入らないならすぐ反応してほしい」と不満も口にした。
これには「喜劇は難しいから、監督に丸投げした」という橋爪も同調。「監督は童顔なんだけれど、考え事をしていると不機嫌に映る。何とかしてほしい。意外に(自宅が)近くだから、ピンポンダッシュしてやろうかと思う」と冗談めかしながら注文をつけていた。
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