福山雅治、高倉健さん主演「君よ憤怒の河を渉れ」再映画化でチャン・ハンユーとW主演!
2016年3月16日 15:00

[映画.com ニュース] 俳優で歌手の福山雅治が、故高倉健さんが1976年に主演した「君よ憤怒の河を渉れ」をジョン・ウー監督が再映画化する「追捕 MANHUNT」に出演することが明らかになった。3月16日(現地時間)、香港インターナショナルフィルム&テレビマーケットで、「メディアジア映画」が発表。福山は約2億元(約35億円)の製作費が投じられる同作で、中国のチャン・ハンユーとダブル主演を務める。撮影は今夏、大阪と九州で行われる。
福山とウー監督はこの日、ともにスケジュールの都合で会見を欠席したがコメントを発表。「僕自身、これだけ激しいアクションがある映画に出させて頂くという事は初めての経験ですし、それがジョン・ウー監督作品であり、しかも日本が舞台となっているという事で、心からやりがいを感じております」と興奮を隠しきれない様子の福山。さらに、「圧倒的存在感のあるお芝居をされるチャン・ハンユーさんとご一緒できることも心から楽しみにしています。この映画が中国、日本、そしてアジア全体で楽しんで頂きながら、さらに世界に発信できれば嬉しいですね」と意欲をみなぎらせている。
西村寿行氏の同名小説を佐藤純彌監督が映画化した「君よ憤怒の河を渉れ」は、中国で79年に「追捕」として公開され、文化大革命後に初めて上映された外国映画として社会現象化するほどの大ヒットを記録。現地での累計観客動員は8億人に達したといわれ、高倉さんや共演の中野良子は中国でも不動の人気を獲得しただけに、今作のキャストにも大きな注目が寄せられていた。

今作では、シーンによって中国語、英語、日本語のセリフが用意される予定だという。高倉さんが演じた杜丘検事役(杜秋弁護士に設定を変更予定)にチャン・ハンユー、原田芳雄さんが扮した谷村警部に福山が息吹を注ぎ込む。
ウー監督にとっては、アサヒスーパードライのCMで仕事をした13年以来の、福山とのタッグ。今作のメガホンをとることに対し、「昔からずっと高倉健さんとお仕事をしたかった。高倉健さんが70年代にアジアを風靡した作品を再映画化するチャンスをいただいて、躊躇なくすぐこの映画のオファーを受けた」と話すほど、思い入れは強い。福山が演じる役どころについても、「この人物は人情も義理も厚く、とても人間味のある役で、福山雅治さんはこの役の特質にとてもマッチしていて、ずっと僕の心の中で思い描いていた唯一の人選だったので、彼がこの役を演じていただけると聞いてとてもうれしかった」とコメントを寄せている。
なお、同作の日本での配給、公開時期、邦題などは現時点で未定。
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