塩出太志監督の最新作「時時巡りエブリデイ」に鳥居みゆきが主演
2016年3月10日 17:00

[映画.com ニュース] 「死神ターニャ」が第26回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に選出された塩出太志監督の最新作「時時巡りエブリデイ」が、5月のクランクインに向けてクラウドファンディングで製作費の支援募集をスタートした。
塩出監督は、第29期・30期イメージフォーラム付属映像研究所を経て、ニューシネマワークショップ2期クリエーターアドバンスを卒業。自身が所属する映像制作集団「Grand Master Company」で精力的に映画を作り続けており、不条理で奇抜なドラマをブラックユーモアを交えながら爽快に描くのが作風だ。
2012年制作の短編映画「カリカゾク」が、国内外の映画祭でグランプリを含む17の賞を受賞し高い評価を得て、13年に初挑戦した長編映画「死神ターニャ」で新しいエンタテイメントが作れる監督として注目される。14年に発表した長編2作目、青春ブラックコメディの「ロード・オブ・ツリメラ」は横濱HAPPY MUS!C映画祭2014のオープニング作品として招待上映され、15年に新宿K's cinemaで「死神ターニャ」と「ロード・オブ・ツリメラ」はレイトショー公開された。

最新作の「時時巡りエブリデイ」は、ニートの女性が少しだけ時間を戻せる力を得たことで、徐々に運命を狂わせていくというタイムスリップエンタテインメント。お笑い芸人で、女優・映像監督・作家としても活動する鳥居みゆきが主演することが決定している。
脚本・撮影・編集も兼ねる塩出監督は、「初めてみた鳥居さんは『やばい。めっちゃおもろいやつ出てきた!』と同時に、その内に秘めているであろう狂気と正気が入り交じったぐちゃぐちゃな感じが非常に魅力的に映った」という。それでも「あそこまで全力を出せる人はなかなかいないし、どこか凛とした孤高の存在感は一瞬で脳裏に刻み込まれ、直感的に出て欲しいと思っていました。まさかの出演OKの返事に、嬉しすぎて吐きそうになりました」とコメントを寄せた。
一般から資金調達を募るクラウドファンディングのプラットフォーム「MotionGallery」で、5月31日まで製作費120万円の支援を募っている(http://eiga.com/official/motion-gallery/)。今年の第29回東京国際映画祭や海外映画祭へ応募し、来年中の劇場公開を目指している。
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