ベンダース製作総指揮、伝説のアルゼンチン・タンゴペアを映したドキュメンタリー公開
2016年3月8日 12:00

[映画.com ニュース]ビム・ベンダースが製作総指揮、伝説のアルゼンチン・タンゴペアの軌跡をたどったドキュメンタリー「Our Last Tango」(原題)が、邦題「ラスト・タンゴ」として7月に公開される。
「不在の心象」(99)で山形国際ドキュメンタリー映画祭の大賞に輝いたヘルマン・クラル監督による本作は、14歳と17歳で出会ってペアを組み、アルゼンチン・タンゴの魅力を世界に広め、タンゴ史上最も有名なペアとして知られるマリア・ニエベスとフアン・カルロス・コペスの証言から、現在80歳を超えたふたりが歩んだ愛と葛藤の歴史をダンスで再現する。
製作にあたり、クラル監督は「マリアの家のソファに座り、話をし始めて30秒後には、この人を撮らねばならないと確信を持ったのです。タンゴ史上最高のペア、マリアとフアン両方を描いた作品にしたいという思いで頭がいっぱいになりました。しかし、この作品の製作は一筋縄ではいかず、その旅路は感動と困難と危険の連続でした。マリアとフアン、そしてダンサーや振付師たち。皆が全力を尽くして息を飲むようなパフォーマンスを生み出してくれ、なによりミュンヘンテレビ・映画大学の恩師であり、今回も私に親身に寄り添ってくださったべンダースにも感謝したい。彼の寛大な力添えにいつも助けられています」とコメントを寄せている。
「ラスト・タンゴ」は7月、Bunkamuraル・シネマほか全国公開。
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