ベニチオ・デル・トロが麻薬王エスコバルを熱演した犯罪ドラマの見どころとは?
2016年3月8日 17:00
[映画.com ニュース] ベニチオ・デル・トロが実在の麻薬王パブロ・エスコバルに扮した犯罪ドラマ「エスコバル 楽園の掟」の特別映像を入手した。緊迫した本編映像を交え、デル・トロ、ジョシュ・ハッチャーソンらのインタビュー、銃撃戦など激しい撮影現場の様子から映画の見どころを紐解く。
国会議員、慈善事業家として人々から支持されたエスコバル。しかし、コロンビア最大の麻薬カルテルを仕切る裏の顔を持っていた。コロンビアを訪れた青年ニックは、エスコバルの姪マリアと恋に落ちたことから、抜け出せない闇の世界へと足を踏み入れていく。
ハビエル・バルデム、ジョニー・デップ出演作「夜になるまえに」などで知られる俳優アンドレア・ディ・ステファノが初めてメガホンをとり、架空のキャラクター・ニックらを登場させることで、従来の伝記映画とは異なるアプローチで「同じくらい憎まれて愛された史上初の犯罪者」となったエスコバルの核心に迫っていく。
特別映像では、「家族と一緒に過ごす場面や、政治家として行動する姿も見られる。冷酷さも垣間見ることができる」とエスコバルの二面性を体現したデル・トロの熱演が収められている。「脚本を読んだ時から物語を楽しんだ」というハッチャーソンが、銃撃戦や追跡劇に挑む姿も見ることができる。
「エスコバル 楽園の掟」は、3月12日から全国で公開。