岩田剛典「はじめまして」の1分後に高畑充希をバックハグ！

「図書館戦争」シリーズ、「阪急電車」など多くの著書が映像化されている有川浩氏の恋愛小説を、旬の2人を迎えて映画化。何の取り柄もないOL・さやかがある日、“拾った”青年・樹との出会いを通じて成長を遂げていくが、樹は突然、いなくなってしまう。この日は雨天だったが、屋外イベントながら多くのファンが会場に詰めかけた。岩田が開口一番「盛り上がっていますか！」と熱く呼びかけると、高畑もつられて「盛り上がっていますか（笑）！」とリピートコールし、会場を沸かせた。

胸キュンシーン連発の本作だが、高畑は「これまでヒロインみたいな役をあまりやったことがなく、台本を読むと恥ずかしいシーンが入っていて（笑）、自分がやるのか……とビクビクしながら初日を迎えました」と述懐。岩田も「いっぱいどころかほとんどそういうシーン（笑）。普段言わないような恥ずかしい言葉を、ここぞとばかり楽しんでやらせてもらいました」と笑顔で明かした。

ポスタービジュアルの撮影が初対面だったが、岩田は「『はじめまして』と言った1分後には後ろから（高畑を）ハグしていました（笑）。2人とも緊張して、会話もないままに『ハグしてください』と言われて」と戸惑いを明かす。また、劇中で岩田が料理を振る舞うシーンが多くあるが「オムレツをいっぱい作りました。フライパンを使いすぎて、左手がパンパンで、ライブでも支障が出るくらい」と苦笑い。高畑は、劇中に登場した様々な食べ物について「おいしかったです」と語ったが、「ひとつだけ、季節が合わずに冷凍のものを使っていて、おいしくないのがあったんですが、アドリブで岩田さんがそれを勧めてきて」と告白。岩田は、「ドSを発揮しました（笑）」と語り、会場を喜ばせた。

そしてイベント終盤、高畑は“体調”を理由にバックヤードに下がったが、ケーキを携えて再登場。　岩田は感づいていたようで、「いきなり『体調が』って（笑）。この日に、これだけのみなさんに集まっていただき、イベントができて僕は幸せです」と喜びを語った。27歳を迎え「いよいよアラサーですね」と意欲を新たにしていた。「植物図鑑　運命の恋、ひろいました」は、6月4日から全国で公開。