大泉洋主演「アイアムアヒーロー」、ポルト国際映画祭で観客賞&特別賞ダブル受賞!
2016年3月6日 18:10
[映画.com ニュース] 大泉洋主演で花沢健吾氏の人気漫画を実写映画化した「アイアムアヒーロー」が3月5日(現地時間)、ポルトガルで開催されていた「ファンタスポルト 第36回ポルト国際映画祭」で観客賞とオリエンタルエキスプレス特別賞をダブル受賞した。
オリエンタルエキスプレス特別賞は、優れたアジア映画に贈られる賞。昨年10月に行われた第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭での観客賞&最優秀特殊効果賞の2冠に続く快進撃となった。SF、ホラー、スリラー、サスペンスといった、いわゆるジャンル映画に焦点を当てたファンタスティック映画祭で“世界三大”とされる、シッチェス、ポルトを制し、残るはブリュッセル国際ファンタスティック映画祭。3月29日に開幕する同映画祭への出品もすでに決まっており、ポルトガルで大泉が意気込みを語った「世界三大ファンタスティック映画祭制覇」に王手をかけた。
同映画祭のディレクターを務めるベアトリス・パシェコ・ペレイラ氏は、「普通の人がスーパーヒーローになっていくのが、タイトルの通りクライマックスに向けうまく作られている。観客が主人公になったような気分で鑑賞できる作品」と評し、「ごく私的な感想で言うと、クエンティン・タランティーノ作品以上の衝撃でした」とコメント。さらに大泉について「時間軸の中で、演技にゆるやかな変化をつけていました。プロフェッショナルで芯のある役者だと思います」と語っていた。
主演の大泉をはじめ、メガホンをとった佐藤信介監督、原作の花沢氏は現地に渡り、3月1日のコンペティション部門での公式上映に出席。約700人が詰めかけた会場では、上映後にスタンディングオベーションが起こるなど熱狂的な盛り上がりを見せた。
原作は、2009年から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載され、単行本発行部数累計600万部を超える大ヒット作。大泉のほか有村架純、長澤まさみ、片瀬那奈、吉沢悠、岡田義徳らの共演で、謎のウィルス感染により理性を失い、人々を襲う生命体「ZQN(ゾキュン)」であふれ返った日本を舞台にしたサバイバルパニックを描く。すでに海外でも、韓国、台湾、香港、インドネシア、タイ、フィリピン、スペインでの配給が決定している。日本では4月23日全国公開。
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