【第39回日本アカデミー賞】是枝裕和が最優秀監督賞!
2016年3月4日 22:19

[映画.com ニュース]第39回日本アカデミー賞の授賞式が3月4日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、「海街diary」の是枝裕和監督が最優秀監督賞に輝いた。第37回(2014年)で「そして父になる」が優秀監督賞を受賞して以来の日本アカデミー賞授賞式。昨年の受賞者・山崎貴監督から、笑顔でブロンズを受け取った。
同作で4姉妹を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが聞き入るなか、是枝監督は「僕は20年間、映画を撮ってきましたが、ここに呼んで頂くようになったのは2年前からです。それまではどこか他人事で、悪口を言っていたんです」と告白。そして、「今年はアメリカのアカデミー賞でも色々と問題が起きました。(日本アカデミー賞協会の)岡田会長が、日本の映画人たちが本当に祝えるイベントにしていくには、色々と改革していかなくてはならないと挨拶されました。これからは一緒になって、より素敵なイベントにしていけるよう努力したいと改めて思いました」と真摯に語った。
第68回カンヌ映画祭コンペティション部門に選出された「海街diary」は、吉田秋生氏の人気漫画が原作。祖母の残した鎌倉の家で暮らす3姉妹(綾瀬、長澤、夏帆)が、山形で別の家庭を築いていた父の葬儀で出会った異母妹のすず(広瀬)を引き取り、本当の意味で姉妹に、家族になっていく姿を1年がかりで追いかけ、それぞれの感情の機微をすくい取りながら描いた。
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