【第88回アカデミー賞】作品賞は「スポットライト」!大激戦を制す
2016年2月29日 14:00

[映画.com ニュース] 第88回アカデミー賞が2月28日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話が題材の「スポットライト 世紀のスクープ」が作品賞を受賞した。
トム・マッカーシー監督は、「この映画は被害者に声を与えました。その声を大きく広げてくれるのがこのアカデミー賞です。バチカンまでこの声が届くことを期待しています。子どもたちを守って、信仰を取り戻すときです」と作品に込めたメッセージを語った。
「スポットライト 世紀のスクープ」は、放送映画批評家協会主催の第21回クリティクチョイス・フィルム・アワードで作品賞、アンサンブル演技賞、オリジナル脚本賞の3冠を達成。さらに、第22回全米俳優組合(SAG)賞でも、作品賞に最も近いキャスト賞を受賞していた。そして、「レヴェナント 蘇えりし者」とともに本命に目されていた今作が大激戦を制し、オスカーの栄冠を勝ち取った。
2002年に「ボストン・グローブ」紙が「SPOTLIGHT」と名のついた新聞一面に、神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを暴く記事を掲載した実話を映画化したもの。社会で大きな権力を握る人物たちを失脚へと追い込むことになる、記者生命をかけた戦いに挑むジャーナリストたちの姿を、緊迫感たっぷりに描いている。
昨年のアカデミー賞で作品賞に輝いた「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で復活を遂げたマイケル・キートンをはじめ、マーク・ラファロ、レイチェル・マクアダムスら実力派が共演している。
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