さぬき映画祭から誕生「アニバーサリー」初披露!トータス松本「こんな気持ち初めて」
2016年2月21日 20:57

[映画.com ニュース] 香川県で開催中の「さぬき映画祭2016」のクロージング作品「アニバーサリー」が2月21日、アルファあなぶきホール・小ホールでワールドプレミア上映された。
メディコム・トイ設立20周年を記念して製作された今作は、“記念日=アニバーサリー”をテーマに、本広克行監督、佐々木敦規監督、高橋栄樹監督、萩原健太郎監督、森谷雄監督がメガホンをとったオムニバス作品。昨年の同映画祭で、本広監督の「何かやろう」のひと言がきっかけとなり企画が始動した、正真正銘“さぬき発”の映画だ。
この日は、5人の監督のほか音楽を担当したトータス松本、若葉竜也、鈴木福くん(ともに「ハッピーバースデー」)、小橋めぐみ、青木崇高(ともに「生日快樂十分幸福」)、入山法子(「♯地上300mのタダオ」)が出席し、同映画祭史上最も登壇者の多い舞台挨拶となった。
本広監督の無茶ぶりで、急きょMCを務めた森谷監督に呼び込まれたトータス松本は、今作で映画のサウンドトラックに初挑戦した。それだけに、「なんか……、こんな気持ちで映画を見たのは初めて。何て言ったら良いのでしょう」と感無量の面持ち。これには佐々木監督も、「トータスさんじゃないけど、こんな気分で映画を見たのは初めてです」と同調した。
「生日快樂十分幸福」のメガホンをとった本広監督は、小橋、青木とともに壇上へ登場。「どうですか、僕のプライベートフィルムは?」と客席に問いかけると、場内は大喜び。撮影は台湾で行ったそうで、「いやあ、おいしかったなあ」と満面の笑みを浮かべた。小橋が「台本がない状態だったので、台湾では答えが出ないままでした」と振り返ると、青木は「台湾、行きたかったなあ。食べたかったなあ。おかげさまで、香川ではおいしいうどんを食べています」と場内を盛り上げてみせた。
軽妙なトークで舞台挨拶を展開していく森谷監督は、「♯地上300mのタダオ」の撮影で「気球を飛ばしたいと言ったら、スタッフにめちゃめちゃ怒られた」ものの、実現。その理由を、「本広さんがランタンを飛ばすっていうから、それをつなげたかったんですよ。ちゃんと考えているんです。本広さんは何も考えずに台湾へ行ったと思いますけど」と説明し、客席を埋め尽くした800人のファンをうならせた。
本広監督は、「今年のさぬきはやばいです。うまくいきすぎです。こんなにたくさんの人が来てくれるなんて!」と謝意。さらに、「全部がいいんですよ。松永大司監督の『トイレのピエタ』は入れない人が続出したっていうし、山田洋次監督は来年も来てくれると言っていました。ももクロも2年連続で参加してくれて。今年は100点ですね!」と総括していた。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






香港映画の魅力を紹介「Hong Kong Films @ Tokyo 2024」10月30日開幕 スタンリー・クワン、松永大司、サモ・ハンらが一般公開のセミナーに参加
2024年10月23日 14:30
映画.com注目特集をチェック

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】ぜひ堪能してほしい特別すぎる体験だった【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV