ピクサー最新作のピーター・ソーン監督、18メートルの恐竜化石と対面し大感激!
2016年2月3日 19:55

[映画.com ニュース] ピクサー・アニメーション・スタジオの最新作「アーロと少年」の対談イベントが2月3日、東京・上野の国立科学博物館で行われ、来日中のピーター・ソーン監督と、同館で生命進化史を研究する真鍋真博士が出席した。
映画は恐竜が絶滅しなかった地球を舞台に、家族と離ればなれになってしまったアパトサウルスのアーロと、孤独な少年スポットの友情を描く。今回のイベントは、同館にあるアパトサウルスの骨格標本を見たいというソーン監督の要望で実現。世界でも5指に入るという全長約18メートルの標本を前に、目を輝かせながら「全身の80%が本物の骨だそうで、そんなものを見るのは初めてです!」と感激していた。
製作にあたり、さまざまな博物館で恐竜の化石を見て回ったというソーン監督。「以前は尻尾を引きずっている(標本の)展示が多かったんですが、こちら(同館の標本)は尻尾が上がっているので、比較的新しい時代のものですね。素晴らしいです」と指摘すると、恐竜研究の世界的権威である真鍋博士は「昔は首もキリンのように上に伸ばし、植物を食べていたと考えられていました。でも今は、尻尾はピンと張って首を水平に伸ばし、いろんなところの植物を食べていたと考えられています。そこの食べ物を食べ尽くすと、別の場所に移動していた。そんな暮らしをしていたんじゃないかな」と解説していた。
また、恐竜たちの暮らしだけでなく、製作総指揮のジョン・ラセターが「最も感動的」と激賞した“親子愛”も見どころ。ソーン監督は「今作を製作している5年の間に、2人の子どもに恵まれ親になりました。物語をつづっている間、自分自身の父母にもたくさん思いを馳せました」と説明する。一足先に鑑賞した真鍋博士も、「もしも隕石がぶつからず恐竜が絶滅しなかったら、友情や愛情を進化させていったんだと感じられました。いろんなインスピレーションやアイデアを頂きました」と称賛していた。
「アーロと少年」は、3月12日から全国で公開。
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