リリー・フランキー、主演作「シェル・コレクター」で水中5メートルでの演技に苦労
2016年2月2日 09:00

[映画.com ニュース] リリー・フランキーが15年ぶりに単独主演を務めた日米合作「シェル・コレクター」が、オランダで開催中の第45回ロッテルダム国際映画祭Bright Future部門に出品され、リリーをはじめ、共演者の橋本愛、メガホンをとった坪田義史監督、抽象映像監督を務めた牧野貴が現地入りを果たした。
4人は1月31日(現地時間)に行われたワールドプレミアに出席し、上映前の舞台挨拶に登壇。デビュー作「美代子阿佐ヶ谷気分」に続き、2作連続での同映画祭への出品となった坪田監督は、「この映画は盲目の貝類学者が自然への畏怖を感じる映画ですので、観客の皆さんにも何かを感じ取っていただければと思います」と訴えた。赤いウィッグ姿で登場した橋本は、「この作品は日本でもすごく希有な作品となったと思いますので、見終わったあとにちょっとびっくりされるかと思いますが、ぜひ最後の言葉にできない余韻まで楽しんでいただけると幸いです」と語りかけた。
リリーは、本作のほかにも出演作「恋人たち」「トイレのピエタ」が今回の映画祭に出品されていた。上映後の質疑応答では、司会進行役を進めていた、北野武を世界に紹介したことで知られる映画評論家トニー・レインズ氏から「本作で盲目役を演じるうえで何が難しかったか」と質問され、「盲目役は盲目指導の人もいたので難しくなかったが、それよりも本作はCG全盛の時代に反してアナログな撮り方で、実際に水中5メートルもぐって演技をしなければならないことが一番大変だった」と苦労話を披露した。
ワールドプレミアの会場となったパテ・ショウベルクには、地元の映画ファンだけでなく、各国の映画祭関係者、キャストのファンと見られるアジア系の観客ら、幅広い層が集まったという。またフォトコールには、同作の出演者で、ジム・ジャームッシュ作品のプロデューサーを長年務めてきたジム・スタークも駆けつけた。
ピューリッツァー賞受賞作家アンソニー・ドーアの同名小説をもとに、舞台を沖縄に置き換え、貝のらせんが描き出す官能的な美しさに魅入られた人々の物語をつむぐ。リリー、橋本のほか、寺島しのぶ、池松壮亮らが共演する。2月27日から東京・テアトル新宿、沖縄・桜坂劇場ほか全国で順次公開。
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