リリー・フランキー主演「シェル・コレクター」、ロッテルダム国際映画祭に正式出品!
2016年1月10日 17:00

[映画.com ニュース] リリー・フランキーが15年ぶりに単独主演を果たした日米合作映画「シェル・コレクター」が、1月27日から開催される第45回ロッテルダム国際映画祭Bright Future部門に正式出品されることが決定した。監督デビュー作「美代子阿佐ヶ谷気分」(2009)が第39回同映画祭タイガーアワードコンペ部門に出品され、高い評価を受けた坪田義史監督がメガホンをとった。
米作家アンソニー・ドーアのデビュー作で、O・ヘンリー賞ほか多数の文学賞を受賞した同名短編集(新潮社刊)を映画化。妻子と離れて沖縄の孤島で暮らす盲目の貝類学者が、島に流れ着いた女性画家・いづみの奇病を貝毒で完治させる。これを知った人々が貝毒による治療を求めて島に殺到し、学者の静かな生活が狂い始める。
坪田監督は、「新作『シェル・コレクター』を日本の公開に先駆けてワールドプレミア上映出来る事を大変嬉しく思っています。ロッテルダム映画祭は、前作『美代子阿佐ヶ谷気分』で招待されていてご縁を感じます」と喜びを語る。さらに、「アメリカの原作小説を日本に置き換えて脚色したこの映画は、リリー・フランキーさんはじめ日本を代表する名優の皆さんが彩ってくれました。海外の皆さんがどのように反応するか楽しみです」と期待を寄せた。
「シェル・コレクター」は、リリーのほか寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛らが共演。2月27日から、東京・テアトル新宿、沖縄・桜坂劇場ほか全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント