中島健人、初のラブストーリーでドSキャラに挑戦も自画自賛「すげえ胸キュンした」
2016年2月1日 20:30

[映画.com ニュース] アイドルグループ「Sexy Zone」の中島健人が主演の映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」の完成披露上映会が2月1日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。中島は共演の小松菜奈、千葉雄大、高月彩良、ジャニーズJr.の岸優太とともに上映後に舞台挨拶。「自分が出ているにもかかわらず、すげえ胸キュンしちゃった」と自画自賛した。
中島は、女子を絶対服従させ「黒悪魔」の異名をとるドS高校生・黒崎という役どころで「ラブストーリーは初めてで、台本を読んだら正反対すぎてできるかなと思った」と述懐。役づくりについては、「まずは髪を黒に染め、次に心を黒く染めて常に意識するようにした。ひとつひとつのことをしっかりしなきゃと思い、ジャニーズJr.の子が少したるんでいたら、厳しく注意したりもした」と明かした。
これには後輩の岸が、「台本をもらった翌日から黒崎になっていた。Jr.には僕から言っておきます。健人くんに迷惑はかけません」と“服従”の姿勢。気を良くした中島は、「どんな顔だろうが、おまえはおまえだろ」、「この映画を見たら、おまえは俺のカノジョだ」と劇中のドSセリフを連発し、女性ファンの歓声を浴びた。
一方、黒崎の幼なじみで女子があこがれる「白王子」こと白河に扮した千葉雄大は、「本当の恋愛を教えてあげる」というセリフを披露したが、「自分が映っていると目を伏せがちになってしまう」と照れまくり。すると2人に翻ろうされるヒロインの小松が「健人くんと千葉さんが顔を近づけるシーンはすごい衝撃だった。男の子の友情って素敵だなと思いました」とフォロー。岸も「健人くんと千葉さんの戦いのシーンは超えていた。自分も腹をくくってああいうケンカをしてみたい」と持ち上げた。
そこで、司会から「黒悪魔と白王子、付き合うならどちら」というお題が出され、小松は悩んだあげく「小学生の男の子が好きな女の子に意地悪する感じでかわいいと思う」と黒悪魔を指名。高月も「恋が長続きしそう」と追随したため、中島は「ダメ元だと思っていたので良かった」と満面の笑み。対する最年長の千葉は悔しさをのぞかせつつも、「子どもには魅力が分からないみたいだな」と虚勢を張っていた。
「黒崎くんの言いなりになんてならない」は、「別冊フレンド」(講談社刊)連載中でコミックの累計が120万部を超える人気少女漫画を実写映画化。転校生の由宇が、絶対服従を強いる黒悪魔ころ黒崎と、優しく言い寄って来る白王子・白河の間で思い悩む微妙な三角関係が描かれる。2月27日から全国で公開される。
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