井上真央、野田秀樹演出「逆鱗」で新境地開拓!松たか子、瑛太らの熱演にも注目
2016年1月29日 07:00

[映画.com ニュース] 野田秀樹作・演出の舞台「逆鱗」が、1月29日に初日を迎える。28日には東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウスで公開ゲネプロが行われ、松たか子、瑛太、井上真央、阿部サダヲ、満島真之介らが熱のこもった演技を披露した。
野田が設立した「NODA MAP」の第20回公演となる今作は、人魚と人間の出会いがテーマ。沈没船の窓際で交わした約束を果たすため、人間のふりをして地上に現れた人魚が海中水族館の「人魚ショー」に迷い込み、“人魚のふりをした人間”と出会う。そして物語は、深夜の海中水族館に運び込まれてきた「あるモノ」とともに、深い海の底へと潜っていく……。
「パイパー」以来、約7年ぶり4度目の野田作品となる松のひとり語りから始まる舞台は、息をつく暇を与えないほどリズミカルに進み、軽妙なタッチの会話劇も盛り込みながら怒とうの展開をみせる。なかでも、「MIWA」から2作連続で野田とタッグを組み、人魚学の研究者・鵜飼ザコ役に息吹を注ぎ込んだ井上の充実ぶりに目を見張る。

天真爛漫な役どころを嬉々とした表情で演じ、ステージをところ狭しと走り回る。瑛太扮する電報配達人のモガリ・サマヨウを誘惑し、減圧室に閉じ込めてしまうくだりは、井上にとって新境地開拓といっても過言ではない。また、物語の中盤から終盤にかけて発揮した松、瑛太、阿部の集中力は秀逸で、見る者をクライマックスまで引き付けて止まない。
東京公演は同劇場で3月13日まで。その後、シアターBRAVA!での大阪公演は3月18~27日、北九州芸術劇場大ホールでの北九州公演は3月31日~4月3日に開催。前売り券はすべて完売しているが、当日券販売はある。
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