井上真央、「花燃ゆ」泣き笑いのクランクアップ「こんなに成長できた作品はない」
2015年10月14日 22:43

[映画.com ニュース] NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が10月14日、東京・渋谷の同局スタジオでクランクアップを迎え、主演の井上真央らが取材に応じた。この日は井上のほかに、伊勢谷友介、東出昌大、森永悠希、原田泰造、檀ふみ、久保田麿希が同席し、集まった共演者らから手渡された大きな花束を抱えた井上は、真摯な面持ちで「この作品に携わった全ての方に感謝申し上げます」と謝意を述べた。
主人公の杉文(後の楫取美和)を演じた井上は、視聴率の低迷がささやかれた事を受け「いろんな厳しい意見も耳にしましたが……」と声を詰まらせ、「主演として自分ができることはなにかと毎日のように考えていた。でも私にできることは誰に何を言われても堂々と立っていることと、現場でバカ言って笑っていることくらい」と涙をこぼした。しかし、「大変なときこそ人の優しさが感じられるなと思いました。こんなに成長できた作品はない」と胸を張り、「他人から評価されるということよりも、悩んで戦って、励ましう中で得た絆や、もらった言葉の方が、はるかに自分にとっての宝物」と満面の笑顔を取り戻した。
文の兄の吉田松陰を演じた伊勢谷は、「大変な現場だったのに、この現場の芯としてずっと立っていらっしゃた。志をうたっていた自分が恥ずかしいくらい心強かった。これからすごく大きい女優さんになっていくと思います」と“女優・井上真央”の今後に期待を寄せた。また、「思いの丈は手紙に書いた」という東出は、「頑張っていらしたのは僕らも見ていて感じました。真央さんが中心にいたから僕らも甘えて精一杯(役の)生涯を全うすることができた。健康に気を付けてゆっくりしてください」と井上を労った。
共演者からの言葉を嬉しそうに聞いていた井上は、約1年2カ月に渡った撮影を終えた感想を「燃え尽きてしまいそう」と苦笑い。この日1番の笑顔で「とりあえず明日からも規則正しい生活をします!」と、次のステップを見据えた。
同作の土屋勝裕チーフプロデューサーは、井上について「毎回驚かされて、感動させられました。(放送)1回目と比べると全然違う。人間と成長してきた感じを自然にお芝居に出している」と語り、「天才女優、すごいなと改めて思いました」と賛辞を送った。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は、松下村塾の主宰者である吉田松陰の妹・文が繋ぐ人の縁を描く。最終回は12月13日放送予定。
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