3Dポルノ!? 鬼才ギャスパー・ノエが描く愛の形「LOVE」4月公開
2016年1月24日 16:00

[映画.com ニュース] フランスの鬼才ギャスパー・ノエ監督の新作「LOVE 3D」が、4月1日に公開される。過激な性描写で2015年のカンヌ映画祭で物議を醸した作品だ。このほど、2人の女と1人の男が舌を絡ませる挑発的な日本版ポスタービジュアルがお披露目された。
青年マーフィーがかつての恋人との2年にわたる蜜月を振り返るスタイルを取りながら、愛しあう若いカップルの情熱を、肉体、精神の両面で再現。大胆な性描写とともに、喜び、切なさ、残酷さなどすべてを包容する愛を3Dで描き、フィルムで上映される。
本作についてノエ監督は「私のこれまでの映画とは違う、私のすべての映画の中で、その存在をもっとも近く感じられる、そして最もメランコリックな映画だ」と、自身のキャリアにおいても異色作であることを語っている。
カール・グルスマン、アオミ・ムヨック、クララ・クリスティンという新星俳優が、体当たりの演技を見せており、3人は本作出演を機に注目を集めた。グルスマンは多数の出演待機作を持ち、クリスティンはサンローランの2016年クルーズコレクションのキャンペーンモデルに抜てきされた。ノエ監督は、「彼らの関与、才能、カリスマのおかげで、この映画は私が望んでいた100倍も良くなった」と若い才能を絶賛している。
「LOVE 3D」は4月1日から、新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。
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