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「PERSONA3 THE MOVIE」最終作公開!石田彰ら声優陣がシリーズ10年間の歴史に思い馳せる

2016年1月23日 13:15

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作品への思いを爆発させた初日舞台挨拶
作品への思いを爆発させた初日舞台挨拶

[映画.com ニュース] 2006年に発売された人気ゲーム「ペルソナ3」を4部作で劇場アニメ化した「PERSONA3 THE MOVIE」の最終作「PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth」が1月23日、全国34館で公開され、石田彰豊口めぐみ鳥海浩輔能登麻美子緒方恵美沢城みゆきの主要声優と田口智久監督らが出席した。

ゲーム発売から10年を経てシリーズが完結を迎えるとあって、声優陣が登場するなり、満席の客席からは盛大な拍手と歓声があがる。主人公・結城理と謎の少年・望月綾時の2役を務めた石田は、「お待たせしました。とうとう決着が着きます。最後までその目に、その記憶に焼きつけてください」と真っすぐな眼差(まなざ)しで客席に語りかけた。

これを受け、天田乾役の緒方は「10年ちょっとの長さを応援してくださり、ありがとうございます。同じキャストで、最後は劇場版4部作でやれるのは本当に幸せなこと。劇場版は4年をかけて、スタッフさんが気持ちを入れて作ってくださった。年月をかけると、作品に対する思いがすごく大きなものになりました。幸せな作品だと思います」と熱弁。さらに、他の登壇陣も「ここまでの年月を思うと感慨深いです。思いの全てがフィルムにつまっています。末永く愛してください」(能登)、「長い期間をチームでやってきました。画面上の彼らをまっとうしてあげられたと思う」(鳥海)、「ここに立っているのは我々だけですが、たくさんのスタッフで作ってきました。ものすごいスピードではじまるので、しっかり準備してください」(沢城)と長き時間を共にしたキャスト、スタッフ、そして作品への思いを爆発させた。

声優陣の言葉を感慨深げに聞いていた石田は、「重ね重ね、ありがとうございます」と感無量の面持ちで客席に感謝を述べ、「これで本当に最後ということで、力が入ってしまいました。静的なこと、動的なこと含め、クライマックス、山場の連続です。気を抜く暇もなくグイグイ引っ張る作品。ご覧になっていただけたら分かるはず!」と力強くアピールした。

「PERSONA3 THE MOVIE」は、主人公・結城理ら特殊能力「ペルソナ」に覚醒した者によって構成された私立月光館学園・特別課外活動部の部員たちが、1日と1日の狭間にある隠された時間「影時間」の真相を追う中で、異形の怪物「シャドウ」との戦いに身を投じていく姿を描く。最終章「#4 Winter of Rebirth」は、死闘の果てには平穏な日々があると信じ戦ってきた理が無情な現実に直面し、“ある決断”を下す。


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