ハネケ監督次回作はヨーロッパの難民問題もテーマに イザベル・ユペールら出演
2016年1月15日 17:00
[映画.com ニュース] オーストリアの巨匠ミヒャエル・ハネケ監督が、次回作「ハッピー・エンド(原題)」の撮影を、今春フランスの都市カレーで開始すると米Deadlineが報じた。
港町カレーは、歴史的にイギリスへの玄関口として知られ、昨年はアフリカや中東から多くの難民が殺到して「ジャングル」と呼ばれるキャンプが形成されたことが報じられ注目を集めた。
Deadlineによれば、「ハッピー・エンド(原題)」ではヨーロッパの難民や移民の問題もテーマの一部として扱うという。ハネケ監督は昨年10月、ヨーロッパの映画関係者約5000人とともに、EUに対する難民支援の請願キャンペーン「For a Thousand Lives: Be Human」への支持を表明している。
キャストには、2012年の前作「愛、アムール」のジャン=ルイ・トランティニャンとイザベル・ユペール(2001年の「ピアニスト」にも主演)が予定されている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー