ミヒャエル・ハネケ監督、新作「フラッシュモブ」プロジェクトを断念
2015年6月17日 23:55
[映画.com ニュース] オーストリアの巨匠ミヒャエル・ハネケ監督が、2012年の「愛、アムール」以来となる、フラッシュモブを題材にした新作を準備中だと約1年前に報じられたが、このほど同作の製作を断念し、別の新作に取りかかる予定であることがわかった。
仏ル・パリジャン紙によれば、理由は明かしていないものの、ハネケ監督は「フラッシュモブ(原題)」製作の中止を決断。代わりに、フランスを舞台にした別の新作の構想を練っているところだという。その新作についても、舞台以外の詳細は明らかにされていない。
「フラッシュモブ(原題)」は、ネットを介してつながった複数の人々のドラマを通して、「メディアと現実の不安定な関係を描く」予定だった。