2分で強制退去、これが現代アメリカの現実!「ドリーム ホーム」衝撃の本編映像公開
2016年1月14日 12:00
[映画.com ニュース] 「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのアンドリュー・ガーフィールド、「マン・オブ・スティール」(2013)のマイケル・シャノン、「わたしに会うまでの1600キロ」(14)のローラ・ダーンが共演した社会派サスペンス「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」の本編映像が公開された。
映画の舞台は、世界の経済を混乱させたリーマン・ショック後の現代アメリカ。日雇い労働で生活資金を稼ぐシングルファーザーのデニス・ナッシュ(ガーフィールド)は、ある日突然、母と息子と共に自宅から強制退去させられる。途方に暮れたナッシュは、自分たちを追い出した不動産ブローカーのリック・カーバー(シャノン)に見いだされ、そのノウハウを叩き込まれていく。
公開された本編映像は、ナッシュたちが自宅から強制退去させられる瞬間をとらえたもの。ナッシュ宅にやってきた警官は、「家から出ろ。ドアを閉めるな」と威圧的に命令。ナッシュと母は「ありえない」と抗議するものの、警官たちは耳を貸さず「君らは不法侵入をしている。これが現実だ」「方法は2つしかない。おとなしく我々の指示に従うか、もしくは刑務所に入るか」と最後通告。「2分だけ待つ。貴重品だけ持て」という脅迫めいた態度になすすべもなく、ナッシュと母親は荷物を仕方なく詰め始める。
ガーフィールドと母親役のダーンの熱演はもちろん、第41回LA映画批評家協会賞を受賞したほか、第73回ゴールデングローブ賞でノミネートを果たしたシャノンが、死神のような不気味な存在感を放っている。アドリブで怒鳴るなど、ナッシュの心情を体現したガーフィールドは「ここまで強烈なシーンになるとは思っていなかった。自分で身を置いてみないと感じられないものがある」と振り返った。
「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」は、ノーベル経済学賞受賞者ジョセフ・E・スティグリッツの著書「世界の99%を貧困にする経済」から着想を得た物語が展開。1月30日から全国公開。
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