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福士蒼汰&小松菜奈、初共演!三木孝浩新作で切ない運命負ったカップルに

2016年1月13日 05:00

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初共演を果たした福士蒼汰と小松菜奈
初共演を果たした福士蒼汰と小松菜奈

[映画.com ニュース] 恋愛映画の名手・三木孝浩監督が恋愛小説「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を実写映画化することになり、人気俳優・福士蒼汰小松菜奈が初共演を果たすことがわかった。「最初は普通のラブストーリーとして読んでいましたが、途中からボロボロ泣いていました。家で読んで正解でした」(福士)、「最初原作を読ませていただいた時は、ちょっと複雑なストーリーでもあって頭の中で整理しつつ気づくと号泣してしまいました」(小松)というふたりが、切ない運命を背負ったカップルを演じる。

原作は、七月隆文氏が2014年8月に発表した同名小説で、累計発行部数60万部を突破した話題作。京都の美大生・南山高寿(みなみやまたかとし)は、大学に向かう電車で福寿愛美(ふくじゅえみ)に一目ぼれ。勇気を振りしぼって声をかけるが、なぜか愛美は涙をこぼす。それでも意気投合したふたりはすぐに付き合い始め、幸せな時間を過ごしていくがある日、愛美が秘密を明かす。

福士は、小松との初共演に「『ぼく明日』のヒロインにぴったりだと思いました。彼女の存在感が作品を引き立ててくれると信じています。初共演ですが、二人で良い空気感を出せたらいいなと思います」と意欲。「愛のある監督」だという三木監督に対しては「撮影が始まる前に、イメージの音楽をくださったり、お手紙を書いて頂いたり、作品・キャストへの愛を感じました。僕もそれ以上の愛を高寿を通して返していけたらと思います」と信頼をのぞかせた。

一方の小松は、謎めいた一面を持つヒロインに挑戦。「2人の空気感だったり、何気ない会話・日常、何よりも2人の共有している時間を大切に一つ一つのシーンを愛おしく思いながら、監督・スタッフ・共演者の方々と日々楽しんで撮影出来たらいいなと思います。福士さんとは初共演なので力を合わせて頑張りたいと思います! また違う難しさのある役ですが皆さんの記憶に残る福寿愛美を演じたいです」と意気込んでいる。

「僕等がいた 前後篇」「ホットロード」「アオハライド」など若者の感情をみずみずしく切り取ってきた三木監督、脚本家・吉田智子コンビが、風光明媚な京都を舞台に20歳の男女が織り成す淡い恋物語を紡ぐ。三木監督は「誰しも恋をした瞬間、時の流れは変化する。この世界が二人だけのものになる。刹那であり、永遠にもなる、その不思議な感覚。この映画はそんな“時”を描くラブストーリー」と説明し、「ファンタジーという非日常を描くことで写し鏡にして見えてくる日常のささやかな幸せを好きな人と同じ時を重ねる日々の愛おしさを大切に、大切に、描きたいと思います」と語っている。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は、12月に全国で公開。

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