ジョージ・ルーカスがディズニー批判……も即座に撤回
2016年1月7日 12:00
ルーカスは昨年12月25日(現地時間)、米PBSの長寿インタビュー番組「チャーリー・ローズ・ショー」に出演。50分間にわたり自らのキャリアを振り返ったが、ルーカスフィルムのディズニー売却に関するコメントが話題になった。
子どものように大切にしていた「スター・ウォーズ」と離ればなれになるのが辛かったというルーカスは、最新作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に対する批判を展開。「彼らはレトロな映画をやりたいと言ったが、私は反対だった。これまでのすべての映画で、わたしは違ったものを提供しようとした。まったく違った惑星、まったく違った宇宙船を出して、新しいものを提供しようとしていた」。
しかし「フォースの覚醒」が歴史的なヒットを記録し、発言に批判が集中したこともあり、同31日に声明を発表。「言葉選びを間違えた」と謝罪している。
なお、ルーカスの声明全文は以下の通り。
「チャーリー・ローズ・ショー」における自分のインタビューについて説明をさせてもらいたい。あのインタビューは、ケネディ・センター名誉賞(アメリカ文化に寄与した芸術家に贈られる賞)のためのもので、映画のプレミア前に収録されたものだ。私は言葉選びを間違え、とても不適切なメタファーを用いてしまった。このことに関してお詫びしたい。
ディズニーとは過去40年間にわたって一緒に仕事をしてきており、彼らを『スター・ウォーズ』の保護者に選んだのは、ディズニーと、ボブ・アイガー会長のリーダーシップに尊敬の念を抱いているからだ。ディズニーは『スター・ウォーズ』というフランチャイズを大切に扱い、見事に発展させている。私は自らの心情を明らかにするために声明を発表することはめったにしたことがないが、ディズニーが『スター・ウォーズ』を抱えていること、映画やテレビ、パークでエキサイティングな方向へ導いてくれていることを、心から喜んでいることをきちんと伝えておきたい。なによりも、新作の記録破りの大成功にびっくりしているし、J・J(・エイブラムス監督)とキャシー(・ケネディ)のことをとても誇りに思っている」
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